お経から読み解く未来予言 仏教コード

YouTubeでお馴染み、三木太雲和尚の「仏教コード」を読みました。
お経には宇宙の起源から終焉にいたるまで、今後の未来予言まで全て書いてあるとのことで、今の混沌とした時代にとても興味深く読み進めました。
印象的だったのは、
・お経の全てを一度に公開するのではなく、必要なタイミングでしか公開してはいけない内容がある。
・私たちの努力次第で未来を変えることができる。
・お経は人生の攻略本である。真理が書かれているため、誰でも同じ結果を得られる。
混乱を招く要因として、
・お経は元々サンスクリット語で書かれているが、それを中国で漢字に翻訳され日本に伝わってきた。お経はたくさんの翻訳者を経由して来たため、その数は莫大なものとなっている。
・お釈迦様は「対機説法」という手法でお話をされており、相手の能力や理解力、状況などを踏まえた上で話をするため、同じ内容を伝えるにも相手によって言い回しが変わり、誰もが同じようには受け取れない。
お経から見た宇宙のサイクルの中で、現在は「住劫第九の減」に当たるが、この転換期に「小の三災」が起こり、それは、五穀の高騰、戦争、未知の病原体による病気の蔓延に悩まされる。
「三災七難」を乗り切る方法は、禁じられたお経である妙法蓮華経に記されている。
800年周期説があり、以前に鎌倉時代で起きた出来事をもとに、現代のこれからの未来を予想することができる。
平成23年 2011年に東日本大震災が起きたが、これは日本にとって鬼門の位置に当たる。
そして14年後、すなわち令和7年 2025年に、今度は裏鬼門にあたる四国と南九州あたりで、地震などが起こる可能性がある。
さらにその3年後、令和10年 2028年には大変な食糧難が来ると予想される。
「ガイアの法則」でも同じ800年周期でしたね。
https://ameblo.jp/tomtomyukorin/entry-12667209991.html
貪瞋痴 とんしんち、貪欲(貪りの心)、瞋恚(怒りの心)、愚痴(愚かな心)という煩悩をなくすことが大切である。
お釈迦様は人々を救いたいと思っているため、救われたいと思う人も努力して功徳を積まなければいけない。
この世では「絶対」という約束ができない。そういう意味でこの世は「仮の世界」である。
「空」の世界を変えることで、「仮の世界」を変えることができ、「空」の世界は私たちの中に内在している。
私たちの持つ「念」が世界全体を変化させるための鍵である。
自分だけの幸福を考えるより、他人の幸福を考えることで、自らが幸福になれるということを、古来の日本人は当たり前に思っていた。
「気を遣う」ということは、日々の自分を鍛えるための鍛錬であり、今の時代には「得」を得ることばかりでなく、「徳」を積むことが明るい未来を築くために必要です。
その他にも色々と面白い内容が書いてあり、今の時代、ぜひ多くの人に読んでいただきたい本だと思います。